味覚への挑戦:アルコールなしでもビールの魅力を維持

06 Jun 2022

大麦、ホップ、水、酵母 - いずれの原料も夢のビールを無限に生産するのに欠かせません。では、これに続く5つ目の要素とは何でしょう。それはその背後にいる人々、彼らの愛情、情熱、そして彼らが作るコミュニティです。「Brewing Ambition」というシリーズでは、古くから伝わる製法を独創的なアイデアで未来につなげようとしている、人と地球にやさしい革新的な醸造家を紹介しています。そしてこのシリーズには、GEA の醸造技術を用いて生産された受賞歴を誇るノンアルコールビールについてのストーリーも含まれているのです。

味覚への挑戦:アルコールなしでもビールの魅力を維持

「どちらも Ghost Ship と呼ぶからには、同じ味でなければいけません。ですので、その約束を果たす必要がありました」– Adnams のヘッドブルワー、ファーガス・フィッツジェラルド氏

– Adnams のヘッドブルワー、ファーガス・フィッツジェラルド氏

Adnams はイングランド南部の小さな海岸沿いの町、サウスウォールドに位置する150年の歴史を誇る醸造所です。Adnams 社が初めてノンアルコールのビールを生産しようと決断したとき、どんなビールでもよかったわけではありません。目標として掲げられたのは、数々の賞を受賞し、ベストセラーとなった Ghost Ship シリーズの再現でした。GEA の技術を採用して Adnams が生産したアルコール度数0.5%の Ghost Ship Citrus ペールエールはノンアルコールビールとして認定されており、2019年には栄誉あるワールド・ビア・アワードで金賞を受賞。アルコールが入っていないにもかかわらず、見た目も中身も完全に Ghost Ship となっています。

ここが魔法の起きる場所。イングランド南部のサウスウォールドにある Adnams 醸造所では、一番人気のある Ghost Ship ビールを GEA の技術で脱アルコール化しています。

ここが魔法の起きる場所。イングランド南部のサウスウォールドにある Adnams 醸造所では、一番人気のある Ghost Ship ビールを GEA の技術で脱アルコール化しています。

#醸造文化を祝福する Brewing Ambition

The Brewers of Europe がスポンサーを務め、BBC StoryWorks Commercial Productions によって制作されたこの GEA のフィルムは Brewing Ambitionシリーズの一部となっており、醸造家やその他の業界専門家による、醸造家や専門家についての逸話が万華鏡のようにちりばめられています。

このシリーズで紹介されている人々の技術、創造性、革新性のおかげで、私たちの手元に美味しいビールが届くのです。そのほかビール業界における味覚、レガシー、ロングライフの重要性を辿ることができます。さらにまた、醸造メーカーがいかにして持続可能でスケーラブルなソリューションにより、今後の醸造業の課題に取り組んでいるかが語られています。これらのポイントに加えて、GEA のプロジェクトエンジニアであるアンドレア・グース博士と Adnams 社の生産責任者ファーガス・フィッツジェラルド氏が登場し、一緒に共同作業の過程を振り返ります。

ノンアルコールでも Ghost Ship そのもの:共同プロジェクトを振り返る GEA のプロジェクトエンジニアを務めるアンドレア・グース博士と Adnams 社の生産責任者ファーガス・フィッツジェラルド氏

ノンアルコールでも Ghost Ship そのもの:共同プロジェクトを振り返る GEA のプロジェクトエンジニアを務めるアンドレア・グース博士と Adnams 社の生産責任者ファーガス・フィッツジェラルド氏

「Adnams 社のようなお客様の問題を解決し、よりサステナブルに変身を遂げるためのサポートをするのがとても好きなんです」– GEA プロジェクトエンジニアチーム指導者、アンドレア・グース博士

– GEA プロジェクトエンジニアチーム指導者、アンドレア・グース博士

ビールの力をテーマにしたこの魅力たっぷりのシリーズは2022年5月26日スタートとなっており、www.brewingambition.com からお楽しみいただけます。

英国または中国からご覧いただく場合は、www.brewingambition.eu をご利用ください。

GEA Brewing Club:ビール醸造家と愛好家の集まり

GEA Brewing Club:ビール醸造家と愛好家の集まり

庭の物置を小さな自家製醸造所に改造した女性。以前は子供の寝室として使用していた部屋を醸造ルームに改造した男性。愛好家同士のテイスティングは純粋に楽しいものです。GEA Brewing Club では、熱心な従業員が醸造への情熱を分かち合っています。スキルやバックグラウンドは問われないので、誰でも参加することができます。「醸造家である必要はありません。ただ、ビールとその製造に対する情熱は必須条件です」と語るのは、GEA アプリケーション開発部門の飲料・ビール担当シニアディレクターを務めるマーク・シュネーベルガー博士。「私たちにとって、ビールは創造性を表現する手段なんです。どんな好み、気分からも特定の味を作り上げることができます。醸造が単なる趣味であれ、職業の一部であれ、アイデアや経験を共有できることは非常に光栄なことです」と言葉を続けます。最近、ボックビールが瓶詰めされて同僚に配られましたが、次の種類はクラブのサマーイベントで提供される予定です。それではビール仲間の皆さん、乾杯!
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